「呼吸整体師が教える深呼吸のまほう」 ~「手先」「足先」「肩」の力みを解く~

「呼吸整体師が教える深呼吸のまほう」 ~「手先」「足先」「肩」の力みを解く~

森田愛子さんの「いつもの呼吸で病気を流す」という本を読んでから、これまで意識していなかった日々の呼吸を意識するようになりました。
・「いつもの呼吸で病気を流す」 ~大切なのは、無意識の浅い呼吸に気づくこと~ | すみれの谷から

すると、毎日の生活の中でいかに息を止めている瞬間、力んでいる瞬間が多いかに気づきました。

顔をあらうとき、歯を磨くとき、メイクをするとき、髪を洗うとき、スマホを見るとき、運転するとき…。椅子に座るとき、ドアノブに手をかけるとき、財布からお金を出すとき…。人の話を聞こうとすると上半身に力が入る、電話をかけるとき肩がこわばる…。

ありとあらゆる場面で、「あ、今息を止めていた!」「あ、今力んでいた!」という発見がありました。

なるほどこれでは呼吸が浅くなるわけだと納得できたので、同じ著者の「深呼吸のまほう」も読んでみました。

基本的な主張は同じで、今自分に現れている不調は、「今まで積み重ねてきた悪い呼吸グセや緊張体質がピークに達し「パン!」とお花のように咲いてしまった状態」。その花を刈り取っても、花が育つ土壌が変わらなければ、また同じように不調の花が咲き続けるだけ。ならば、呼吸という土壌=体質をまるごと変えてしまおうよ、と著者は言います。

「体が緊張⇔浅い呼吸」の悪循環から抜け出すには、どこかでこの緊張の連鎖を断たねばならないのですが、一番手っ取り早いのは、緊張の発生源である「手先」「足先」の力みを解いていくことだそうです。

この本には、「手先」「足先」「肩」という「3大緊張ポイント」のこわばりを解き、深い呼吸を全身にめぐらせるセルフケアの方法が紹介されています。やってみると、コリがひどい左手と肩がすっきりラクになるように思います。

また、この冬は手先の冷えがなかなか治らなかったのですが、冷え性の人は「手先」「足先」の緊張を解いてから入浴しないと身体は巡らないということも書かれていて、なるほどなあと思いました。

日々の呼吸の観察に、セルフケアも取り入れて、少しずつ呼吸を整えていこうと思います。




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