【水彩】 マツムシソウ/ストック/デルフィニウム他
今日の1枚
今日の花は、マツムシソウ(スカビオサ)です。
- マツムシソウ(スカビオサ)(中央の赤、オレンジ他)
- ストック(ピンク)
- デルフィニウム(ブルー)
- ブルースター(水色)
マツムシソウはほとんどがブルー系で、この絵のような赤やオレンジはめずらしいと思います。
高原のお花畑を彩るさわやかな花。古くから俳句にも詠まれ、秋の季語になっています。
名前の由来
マツムシソウという名前には、松虫が鳴く頃に咲くからという説と、花の散った後が松虫と呼ばれる仏具の鉦(かね)に似ているからという説があります。
また、スカビオサ(Scabiosa)は、ラテン語の「scabiea(疥癬(かいせん))」が語源。マツムシソウが皮膚病の薬として使われていたことに由来するそうです。
ところで、松虫って?
松虫といえば、文部省唱歌「虫のこえ」の「あれ松虫が 鳴いている ちんちろ ちんちろ ちんちろりん」を思い出します。でも、よく見かけるコオロギなどに比べると、あまりなじみがないように思います。
松虫は8月から10月頃鳴くそうですが、年々分布が限られてきているようです。
ユーチューブで、松虫の鳴き声を見つけました!→
マツムシ [高音質] – YouTube
たしかに、ちんちろ、って聞こえますね。
マツムシソウを楽しむなら
春咲きタイプと秋咲きタイプがあり、3~4月、9~10月にタネをまきます。主にタネでふやしますが、さし芽もできます。草丈は10~30cmくらい。くわしい育て方は、こちらのサイトがおすすめです。
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