和菓子のほん ~和菓子がもっと好きになる本~
以前何かで紹介されていて気になっていた「和菓子のほん」。
作者は虎屋の和菓子資料室、虎屋文庫の研究主幹をされている中山圭子さんです。
子どもでも読めるように書かれていますが、大人にとっても読みごたえがあると思います。
そして、阿部真由美さんの和菓子のイラストがとても素敵で美味しそう!
(阿部真由美さんのブログはこちら。庭@千草)
内容は、和菓子ごよみ、和菓子と年中行事、和菓子は何でできているの?どうやって作るの?、型を使った和菓子、和菓子と器、いろいろな香り、和菓子のデザイン、色合いを楽しむ、300年まえの和菓子の絵図帳などなど。
和菓子をいろいろな側面から知ることができます。
そういえば、いつも食べるばかりで、素材のことなどあまり考えたことがありませんでしたが、粉やあんや砂糖にもいろいろな種類があるんですよね。
作り方も簡潔に説明されているので、難しそうだと思っていたけれど意外に作れるのかもと思いました。
和菓子には日本人の自然への思いや美を感じる心が宿っていて、おいしいだけでなく、日本発見のおもしろさがあるということが心に残りました。外国の方へのプレゼントにもよいかもしれませんね。
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