「まどべにならんだ五つのおもちゃ」 ~たまには絵本もいいですね♪~
図書館の本を少し延滞し、急いで返却しに行ったとき、新刊コーナーにあったこの本に出会いました。
やさしい色彩のほのぼのとした絵にひかれて手に取ってみました。窓辺に置かれたおもちゃたちは、シンプルな線で描かれているのに、とても表情豊かです。何だか気になって、借りてみました。
家に帰って早速読みました。絵本を読むのは久しぶりです。
大きな事件は起こりませんが、ゆったりとした時間の流れを感じられる素敵な絵本でした。知らなかったのですが、この本はアメリカの優れた絵本に与えられるコールデコット賞オナーブックと、ドクタースース賞オナーブックに選ばれた作品だそうです。
まどべにならんだ五つのおもちゃたちは、いつも窓から外を眺めて何かを待っています。くまは風を、ぶたは雨を、犬は雪を、ふくろうは月を。
ときどき誰かがでかけたり、かえってきたり、おひるねしたり、おきゃくさんがやってきたりしますが、たいていは待っています。
そして、みんなで窓のむこうのいろんな景色を眺めます。
移り変わる窓の外の景色が美しくてうっとりします。よく見ると、窓の外にはいつも同じ木の枝が見えていて、葉っぱが茂っていたり、枝だけになっていたり、花が咲いていたりします。
その景色を眺めるおもちゃたちの表情が、とても豊かでかわいいのです。
その昔、ワクワクしながら絵本を読んでいた頃を思い出しました。たまには絵本の世界にひたってみるのもいいですね。静かでゆったりした時間を感じてみたいときにオススメの本です。
猫のマトリョーシカも登場します。
私の猫グッズたちも、窓の外が見えるように飾ってあげようかなと思いました。
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