ずっと昔の沖縄旅行で、西表島に行きました。

マングローブが広がる川のクルーズや水牛車に乗ったこと、当時、島には信号機が1つしかなかったこと（それも、子どもたちの教育用に作られているとのこと）など、今でもなつかしく思い出します。

でも、1つ心残りだったのは、イリオモテヤマネコに会えなかったこと。多分無理だろうなとは思っていましたが、淡い期待は抱いていました。

結局出会えたのは、イリオモテヤマネコが描かれた「飛び出し注意」の看板だけ。交通事故で亡くなることが多かったんですね。

でも、先週の日曜日のＮＨＫ「ダーウィンが来た！」で、イリオモテヤマネコのとても貴重な映像を見ることができ、何十年ぶりかで、やっと出会えたような気がしました。

「世界自然遺産へ 西表島 ヤマネコの謎と宝の森」｜ダーウィンが来た！

森の中に仕掛けられたカメラには、警戒心も強いけれど好奇心も旺盛なイリオモテヤマネコがしっかり写っていました。

いやあ、生きて動いているイリオモテヤマネコの映像が見られるなんて、感激です。

おまけに、こどもと一緒に歩いている姿や鳴き声まで聞くことができました。

西表島は、野生のネコ科動物が暮らす世界最小の島なのだそうです。

よそのヤマネコとは違う生態や、小さな島の豊かな生態系についても知ることが出来て、とても興味深かったです。