ふと思い出した、小さな花火の会

ふと思い出した、小さな花火の会

こんばんは。いよいよ夏本番ですね。今週末は、うちの近くでも花火大会があります。

さて、花火と聞いて、最近思い出したことがあります。

それは、私が小学4年生だった夏のこと(何年前かは聞かないでくださいね!)。

その日私は、いつものように、団地のお隣のYちゃんと遊んでいました。遊んでいるうちに、「今日、花火したいね。」という話になり、早速二人で買いに行きました。

手持ちの花火や、小さな打ち上げ花火など、あれもいいね~、これもいいね~、と選んでいるうちに、結構大量の花火を買ってしまいました。(…とは言っても、小学生の買い物ですから、たいしたことはなかったと思いますが…)。

で、帰ってから、「でも、こんなにたくさんの花火、私たちだけで見るの、もったいないよね?」と話しているうちに、「そうだ、他の人たちにも見てもらおう!」ということになりました。

そこで、早速私たちは、画用紙に花火の絵を描き、「今晩、花火をします。よかったら見に来てください。」と書いて、団地の階段のところに張り出したのでした。

これで、準備完了!

あとは夜になるのを待つだけです。でも、二人とも、内心、どれぐらい来てくれるかわからなくて、ドキドキしていました。

そして、その夜。

思っていた以上にたくさんの人が、花火を見にきてくれたのでした。その後のことはよく覚えていませんが、集まった人が楽しそうに見てくれていたことだけは、記憶に残っています。

今思うと、あれが、人生で初めて企画したイベントだったかもしれません…。

あれからウン十年経ち、いつの間にか、何か思いついても、いろんなブレーキがかかって実行できない大人になっていました。

あの頃の「人に喜んでもらいたい」という純粋な気持ちを思い出して、自分から行動を起こせる人になれたらなあ、と思います。




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