本当は弱い雑草の生き方

本当は弱い雑草の生き方

先日、NHKの「SWITCHインタビュー達人たち」で、ハマの番長、元横浜DeNAベイスターズ投手の三浦大輔氏と雑草研究者の稲垣栄洋氏が雑草魂について語っていました。

SWITCHインタビュー 達人達(たち)「三浦大輔×稲垣栄洋」 – NHK

雑草研究者の稲垣氏によると、雑草は本当は弱い植物なのだそうです。

豊かな森では他の植物との競争に勝てないので、ライバルがいない場所、ライバルが実力を発揮できない場所を周到に選んで生きているのだそうです。

雑草は過酷な環境でも生きられる強い植物だと思っていたので、本当は弱い植物なのだと聞いて驚きました。

番組で語られていた雑草的生き方をあげてみると…。

・冬はチャンスである
雑草はライバルが眠っているうちに、実力をたくわえる。

・変化する力が大きい
一般的な作物と違い、どう育つかが決まっておらず、環境に合わせて自由自在に伸び方を変えることができる。

・どんな困難な状況に置かれても、最善を尽くす
実を結ばない雑草はない。最後は1粒でも種を残せば勝ち。

・ひとり勝ちはできない
セイタカアワダチソウは、根から毒のようなものを出して一時ひとり勝ち状態になったが、ライバルがいなくなると自分の毒で勢力が衰えてしまった。

雑草の生き方には、生きるヒントがたくさんつまっているように思いました。




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