休眠中のカタクリ

休眠中のカタクリ

今年の春から、カタクリの苗を育てています。

はじめはこんな感じでした↓。

カタクリの芽

しばらくすると、地上からは消えてしまいましたが、暑い夏のあいだは、大切なたくわえを減らさないように、土の中で休眠しているそうです。

以前ご紹介した、「春の妖精たち スプリング・エフェメラル」という絵本に、芽生えて1年目、3~4年目、5~6年目、7~8年目のカタクリの様子が描かれていますが、これを見ると、年を追うごとに球根が大きく成長していく様子がよくわかります。

毎年少しずつ栄養をたくわえて、7年後にやっと花を咲かせるのだそうです。

この本には、カタクリの他にも、私の好きな山野草がたくさん登場しますが、早春に花が咲いている様子だけでなく、地上から姿を消して、土の中で球根として過ごしている様子も描かれていて、雑木林の四季の移り変わりが感じられる素敵な絵本です。

大好きな絵本を眺めつつ、今は木陰で休眠しているカタクリをそっと見守っています。




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