兵庫県三木市の淡墨桜を見に行きました

兵庫県三木市の淡墨桜を見に行きました

お久しぶりです。
もうそろそろ桜の季節も終わりですね。

先週の日曜日、兵庫県三木市の淡墨の桜を見に行きました。

10年ぐらい前に、岐阜県の根尾谷の淡墨桜の苗木が植えられたものです。
まだまだ若い木ですが、少しずつ成長していく様子が気になって、毎年見に行っています。
白くすっきりした花です。
ときどきテレビで紹介されたりすると、急に人が増えたりしますが、うぐいすの声がひびく山に囲まれた静かな場所です。

さて先週、楽しみにしながら行ったのですが、
何と咲いているのはごくわずかで、もうほとんど散ってしまっていました。
が~ん!
いつもと同じ時期に行ったのですが、今年は見そこねてしまいました。
仕方なく咲き残っていた枝をひきよせて撮ったのが、この写真です。

あ~あ、がっかり。来年はもう少し早めに行こうと思います。

桜の時期になると、日本人は本当に桜が好きだなあと思います。
お花見に行く前に雨が降ったりすると、散ってしまわないかはらはらしますし、とにかく一度はお花見をしないと気持ちが落ち着きません。
それは、一年のうちでも、限られたこの時期しか見ることができないからですよね。
いつの頃からか、「あと何回桜を見れるのだろう」と考えたりするようにもなりました。

ところで、先週始まった「とと姉ちゃん」の中で、西島秀俊演じるお父さんは、家族みんなで過ごす時間をとても大切にしていました。

月に一度の家族のおでかけは、娘の常子が18歳で嫁ぐとすると「あと87回しかない」ので、一度だって欠かすことはできない、と言っていました。

「当り前にある毎日でも、それはとっても大切な一瞬の積み重ねだと思っています。そしてそれは、いつ失うことになるか分からない。明日かも知れないし、一年後かも知れない。」
そう言っていたお父さんは、その後間もなく亡くなってしまいました。

日々の生活の中には、いつでもできると思って油断してしまうことがたくさんありそうです。
でも、桜を見るときのような気持ちで、一瞬一瞬を大切に積み重ねていきたいと思います。




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